岩波文庫の中国古典の価値について

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書き下し文を上手く書きたいなぁ、とは常に念願しているのだが独習だと中々上手くいかない。誰かと切磋琢磨しながらが一番理想だろうが、現実は上手くいかないものである。

やはりこういうときは、偉い先生の作った書き下し文を参照するのが良いのかもしれない。例えば、高校生から大学生の頃にかけ、岩波書店の中国古典関係を色々と購入している。写真で遷っている者だけでも、右から『韓非子』『易経』『荀子』『荘子』『孟子』『論語』、そして最近購入した『支那通史』もある。

岩波書店のこれら文庫の良い所は、原文を参照しながら書き下し文、語注が載っている所だ。昔購入した時はあまり有難味を感じなかったが、今になって振り返ると非常に労力をかけた、ありがたい構成だ。分かり易いとか読み易いということが持て囃されるが(特に角川ソフィア文庫はその傾向があるだろうと思う)、一方でこういう正統派の構成も残っていて欲しい。私のような独習者にとっては、特に重要だと思うから。

今日はそんなふとした感想を述べてお終い。

岩波文庫の中国古典の価値について” への3件のコメント

  1. 一応、改めてみたけど角川ソフィア文庫のやつにも、一応は原文と書き下し文が載ってたね。原文はレ点付きだけど。でも語注はなかった。

    これはどちらかというと、著者の性格にも拠るのかもね。

  2. 岩波と言えば岩波文庫ではなくて全書の方ですが、小川環樹・西田太一郎の『漢文入門』も有用ですね。論辨類・序跋類・奏議類・書牘類・詔令類・碑誌類など、色々な形式の漢文を原文(訓点付き)+書下し文+語釈で通覧することが出来、それぞれの読み方・読み癖を一書のもとに体感出来ます。

  3. おお、その本は存じませんでしたが著者のメンバー的に凄く期待できそうです!今度、書店で見掛けたら購入したいと思います。

    情報提供、有難うございました!

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