班固『白虎通』巻一 爵 (4)

王者太子亦稱士何?舉從下升,以為人無生得貴者,莫不由士起。是以舜時稱為天子,必先試于士。《禮士冠經》曰:「天子之元子,士也。」

今回の段落は非常に短い文章となっている。主題は「王や太子を士と称するのは何ででしょうね?」という疑問である。この文章の注釈で陳立が述べているが、天子や諸侯が後を継いで国のトップに立っていたとしても、爵位を賜わなければ「士」の階級と同列とされたようである。この根拠として陳立は『禮記』王制編や『春秋公羊傳』僖公五年の注釈などを引用している。

ところで天子は爵位であり、爵位を賜わなければその地位にあっても士と同列と見なされるのであれば、果たして天子の爵位を与えるのは誰なんでしょうね?天の意思が天子の爵位を賜る式を何らかの形で執り行っていたんでしょうか。嗚呼、これだから私は儀礼に疎くていけません…

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