喪の最中に何かがあった場合。

喪に服する時は「喪に臨みて笑わず」とか色々と哀悼の意を表して謹んで生活をするわけだが、喪の最中にトラブルがあった場合はどうやら例外措置があったようだ。『禮記』曲禮編上には次のような記載がある。

「居喪の禮、頭に創有れば則ち沐し、身に瘍有れば則ち浴し、疾有れば則ち酒を飲み肉を食らい、疾止めば初めに復す。喪に勝たざるは、乃ち不慈不孝に比するなり。」

だから幾ら喪に服しているからといって、自分自身の身体を駄目にしてしまっては、生んで育ててくれた親に申し訳がないし、倒れて祭祀が行えないとなると祖先に対しても申し訳が立たない。だからこういう例外規定がちゃんと設けられているのであろう。

古代の礼制も決して杓子定規の世界ではないのである。みんな、『禮記』の記載通りにちゃんと守っていたかどうかまでは分かりませんけども(笑)

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